□投稿者/ フェイト 一応書き込む人(31回) [ID:L5icTZqu]
http://www.ivesound.jp/ |
親記事
引用 |
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一回で終わる短編小説を投稿してください！投稿か、投稿された物への感想のみレスしましょう。
今この板で小説を書いている経験者にはレスしてほしいです。ヨロシク |
2007/10/25(Thu) 18:17:47 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 軍曹 そこそこ来る人(55回)- [ID:OFKsEpHf]
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Res1
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了解しました～では早速短編考えて見ますね
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2007/10/25(Thu) 18:20:22 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 結 そこそこ来る人(58回)- [ID:Tb47zTSi]
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Res2
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こんばんは。
分かりました＾＾考えておきますね♪
でも短編って難しいのであまり投稿できないかもですが・・
では失礼しました。
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2007/10/26(Fri) 19:00:54 [ 編集| 削除]
2007/10/26(Fri) 23:21:52 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 蒼火 そこそこ来る人(42回)- [ID:8IdTCj6b]
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Res4
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いいだろー
何か作ってやるぜ！
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2007/10/27(Sat) 19:02:22 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 雨蜜藩李 見習い(126回)- [ID:BYpaXVwA]
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Res5
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今日和。
時間あったら描きたいなーと思います♪
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2007/10/28(Sun) 10:52:56 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 結 かなり来る人(62回)- [ID:Tb47zTSi]
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Res6
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こんにちは。早速短編小説投稿いたします！
シリアスなお話ですので、シリアス苦手な方はご遠慮ください。では、題名は「黒色の願い」です。
入りきらないと思いますんで、何回かに分けます。では。
僕は魔法をかけられた人形だ・・
ある程度なら動けるし、人語も話せる・・・
でも、現在の人にしてみれば、僕は呪いの人形らしい・・
しかし僕は勿論人を呪おうなんて思った事もない・・
人々は初めのうちは僕を手に取った瞬間綺麗な顔で笑ってくれる。喜んでいてくれる。抱き上げてくれる。
僕はそれが嬉しかった・・だから僕も微笑み返したんだ。
でもその瞬間、誰もが僕をとても驚いたような顔をして見てくる。
その顔は凄く怖がっている顔だった・・
そして僕を地面に落として声にならない声を上げてその場から逃げ出すんだ・・
ただ僕は嬉しかっただけなのに・・人形が笑うことがそんなにいけないことなの？？
その問いを向けても僕には返してくれる相手もいない・・・
前に僕を作ってくれた魔法使いが言った。
「君は自分の主に喜びをあげられる人形になりなさい。僕はそのために君に魔法をかけたんだ。」とその言葉を聞いてずっと僕は今までの主に喜んであげられるように
努力した。それが僕を生きる理由だから・・・
でもいつも失敗ばかり、喜びどころか、人を怖がらせてばかりで・・いつしか僕は呪いの人形なんて人々から呼ばれるようになっていた。
そんな事が何回あっただろうか・・？
そして何回目の僕の主だっただろうか・・？ あの子は・・
何時も通りの朝、外は晴れ渡って、風も気持ちよく吹いていてとっても清々しいのに、僕はいつも通りに、閉めきった黒い
箱に入れられて、何処の国かも分からない店に置かれて、いつも通りに僕は売られて買われていく・・
そしてある日僕は、金色の目をした外国人の少女の誕生日プレゼントとして買われた。
その子は１０歳くらいの幼い女の子だった。僕は外国人に買われたが、この国は「日本」だった。
日本・・ここは僕が生まれた。 大切なふるさと・・・
今から何百年前の話になるだろうか？？
僕はこの国で、黒い長い髪をつけて貰って綺麗な髪飾りと桜の模様の着物を見に付けさせてもらった。
そして、初めてここで当時旅人だった魔法使いの主に会ったんだ。
この日、僕は今までのことを思い返した上で決めた。
今まで僕が行動を起こすと皆怖がっていた。だから今回は何もしない、ただの人形で居よう。きっとそれが一番いいだろうと・・
だから、その子の前ではどんなに話しかけられても答えないし、何をされてもピクリとも動かなかった。
でも・・・この子と接しているうちに分かったんだ・・
この子はいつも寂しい思いをしている。
いつもこの子が僕に話してくれる話題は、決まって悲しいことばかりだ。
ずっと学校で一人で居て、他人から目の色が違うからというだけの理由で、辛いことを言われたり、物を隠されたり・・
全部・・全部・・かなしいことばかり・・
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2007/10/28(Sun) 14:08:57 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 結 かなり来る人(63回)- [ID:Tb47zTSi]
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Res7
引用 |
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その時、僕の目からポロっと水が零れ落ちた・・涙だ・・
僕はいつの間にか泣いていた。
泣いている僕を少女はただ見つめていた。
しまった！今回は何もしないと決めていたのに、またやってしまった！
また相手を怖がらせて、冷たい視線を向けられて、僕はまた捨てられる・・
そう思っていた・・でも・・
少女は僕を抱き上げてくれた。そして。
「私のために泣いてくれてるの・・？今まで誰もそんなこと・・ありがとう。」
そう言って少女は涙を流しながら僕を優しく抱きしめてくれた。
あたたかい・・とっても温かかった・・
それから、僕は少女をたくさんお話しするようになっていた。
少女が他の人と仲良くなれるようにアドバイスしたり、一緒に他愛もない話をしたり遊んだり楽しかった・・
初めて幸せだと思えた・・
その数日後。
少女はバタバタと慌てて夕方に学校から帰ってきた。
そして、真っ先に僕のところに来て嬉しそうな顔をして言ったんだ。
「今日初めて友達ができたの！！あなたのおかげだよ！ありがとう！！」
とっても嬉しそうな声を出して少女は笑っていた。それを見るとなんだか僕も嬉しい。
どうやら一人だけだけど、趣味が合う友達ができたようだ。
「ありがとう！あなたがもっと日本のことを知ることが大切だって言ってくれたからだよ！」
「良かったね。何の話をしたの？？」
「音楽だよ。好きなアーティストや今の音楽について話したの！」
そう言って少女はこの日ずっとその話をしていた。
その日の夜。
少女も眠りについた頃、僕は僕自身の異変に気が付いた。
あれ・・？右手が動かない・・？
しかし、あまり気にも止めていなかった。
でも次の日少女にまた新たに友達ができた。
どうやら、初めの子から紹介してもらった子のようだ。
そしてこの日の夜、今度は左手が・・次は足が・・といった感じで気付けば僕は
ただの人形になっていた・・・
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2007/10/28(Sun) 14:10:09 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 結 かなり来る人(64回)- [ID:Tb47zTSi]
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Res8
引用 |
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身体が動かなくなって僕は、主の言葉を思い出していた
「君は自分の主に喜びをあげられる人形になりなさい。そのために僕は君に魔法をかけたんだ。」
実感した。自分の主に喜びを与えられた僕は僕の役目を終えたんだと・・
だから魔法は解けてきっとただの人形になる。こうすることが今までの僕の夢だったし、目標だったから
とっても嬉しかった。
悲しいなんて思わない・・
ただちょっと寂しいだけ・・もう少女とお話できないことが・・
でも、もう話が出来なくなっても僕は僕を不幸なんて思わない。
だってきっとこの子は僕をずっと想っていてくれるから・・
忘れないでいてくれるから・・・
それにだってほら君は今、動けなくなった僕を見て泣いてくれている。
僕にはそれが一番うれしいし・・・
君が泣いてくれるから僕は悲しくないんだ。
ありがとう・・・
いつか ぼくの たましいがきえてしまっても・・・ずっと ぼくを おもっていてね・・
僕はずっと君の人形で在り続けるから・・・
END
すみません。何だかんだ言って、それなりに長くなってしまいましたね；；では、失礼しました。
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2007/10/28(Sun) 14:12:04 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ フェイト 一応書き込む人(36回)- [ID:L5icTZqu]
http://www.ivesound.jp/ |
Res9
引用 |
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一話ではないけど大歓迎だよ♪
悲しい話一つ。後は戦闘物とラブコメ系募集します。それ以外もOKですが。2~3話越えるのは遠慮して下さいね
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2007/10/28(Sun) 18:39:43 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 軍曹 そこそこ来る人(58回)- [ID:OFKsEpHf]
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Res10
引用 |
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＞結殿
短編小説拝見させていただきました、とても良かったですよ最後の方ではちょっと目がウルウル状態になっていました。では私も来週中には「戦闘物」のストーリーが完成すると思われますが、入試まじか＋合否発表があるのでちょっと遅れるかもしれません、ちなみに現時点で考えている内容は『ベトナム戦争』の北ベトナム兵士の視点で描こうと思っておりますが、もしかしたら変更になるかもしれないのでそこは御了承下さい。（まぁ短編にする為プロローグ及び過去の話は省くと思いますが）ｂｙMIG19かMIG21フィッシュベット・T-64戦車・AK-47等をたっぷりこれでもかと言うほど出ると思うので待ってて下さいね・・・多少シリアスも入れるので
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2007/10/29(Mon) 16:41:56 [ 編集| 削除]
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| ■1188 |
Because it is on the side |
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□投稿者/ 雨蜜藩李 見習い(135回)- [ID:BYpaXVwA]
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Res11
引用 |
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＞Because it is on the side＋側にいるから
泡はいいね。ゆったり ふわふわ 温かい。
一緒に住んでいる（住まわせてもらっている）
同い年の15歳の男と何故か一緒に泡風呂入ってる。
でも泡風呂が好きだから狭いけどかまわない。
「達樹（たつき）」
「…何だよ雪（せつ）」
「最近色々疲れたでしょ？
引越しのこととか転入のこととか。」
「ん…別に。おまえがほとんどやってくれたじゃん」
雪は「あぁそうだね」と言って暖かく笑う。
その笑顔に何故かドキドキする達樹。
「（…この、イケメンめ。あ、何か腹立ってきた…）」
「たつ、何か言った？」
「！？…別に」
一瞬血の気が引いた。
こいつは読心術でも心得ているのだろうか…。
「なぁ」
「ん？」
「迷惑だったか」
「何で」
「だって」
達樹は斜め下を見て躊躇（ためら）いながら言った。
「俺の親が…あんなんで俺の事嫌ってて
結局死んじゃったけどさ、あの火事で。
で、引き取るとこないからって
お前が家に住ませてくれて。
しかも学校の手続きまでしてくれてさ。」
「本当は同じ学校がよかったんだけどね。
もっと達樹と一緒にいたいし」
「…はぁ。素でそんなこと言うお前が恥ずかしい」
「もっと恥ずかしがっていいよ」
「調子のんなこの野郎」
そういって雪は俺を抱きしめた。
今はそんな気持ちだったのかもしんない。
また距離が縮まった気がした。
こいつと俺の。
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2007/10/29(Mon) 20:11:06 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 雨蜜藩李 見習い(136回)- [ID:BYpaXVwA]
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Res12
引用 |
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今日和。
というわけで前回書き込ませてもらった時言った通り、
短編書かせていただきました。
まぁ、実はこれ
私が最近話し作ってる長編オリジナル漫画の
番外編みたいな感じなんですが。
家族じゃなく恋人じゃなく親友じゃなく
なんというか、1番近い存在の話でした。では。
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2007/10/29(Mon) 20:13:49 [ 編集| 削除]
2007/10/29(Mon) 22:28:15 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 結 かなり来る人(65回)- [ID:Tb47zTSi]
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Res14
引用 |
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こんばんは
＞大佐
読んでもらったようで嬉しいです♪
それにお褒めの言葉まで／／ありがとう御座いますね＾＾
感動話のつもりで書きましたんで、感動していただけて良かったと思います！
大佐の小説も楽しみに待っていますね♪
でも入試ですか。。大変だと思いますが、頑張ってくださいね！ではでは、お返事どうもでした～
＞雨蜜藩李さん
読ませてもらいました！とっても温かいお話ですね＾＾
こういうホッとするお話大好きです♪
雪がとっても可愛らしい感じでとっても良かったです！
私はまだまだシリアスしか書けないので、凄いと思いました！！
ではでは、素敵なお話ありがとう御座いました！
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2007/10/29(Mon) 23:44:56 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 軍曹 かなり来る人(67回)- [ID:OFKsEpHf]
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Res15
引用 |
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「沖縄ヲ奪還セヨっ」 逆上陸編
基地を出発して２時間、レ艇（連絡艇の秘匿名称、日本陸軍が開発した特攻艇、長さ５・６メートル、幅１・８メートル、重量１・４トン最大速度二十二ノット、ベニヤ板製）は私と逆上陸部隊８人を乗せて一路沖縄に向けて進撃していた。波は穏やかで私は暫しボーっとしていると、隣に座っていた柳曹長が『如月伍長！そろそろ上陸地点だ、他の艇を見失わないよう気を付けろよ、旨く陸に上がればこっちの物だからそれまではお前達船舶工兵（陸軍で舟艇を主に扱う兵科）に任せる』と言う間もなく我が逆上陸部隊を乗せたレ艇部隊は徐々に他の艇との間隔を詰め、突撃態勢を整えた。そして、上陸地点まで１５０㍍に近づいた時、突如上空に照明弾がパッと上がり辺りは昼間のように明るくなったと思う間もなく、陸地から海上に向け、まるで火の玉のような機銃の曳光弾が雨のように降り注いで来たかと思っていると、我が艇の左舷を航行していた５番艇が突如火を発し、他の艇も次々と被弾して燃え盛る中、我が艇はどうにか弾幕の中を突き進みやっとの事で逆上陸には成功したものの、辺りに他の艇の姿は見当たらず、（実はこの時他の艇は別の場所に上陸していた、私達が上陸した地点は本隊から多少はなれた位置であった）私達は仕方なくこのまま進撃しつつ本隊と合流する事にして、米軍の陣地を攻撃し現地軍の場所まで進出すべく前進を開始した。しかし、深部に進むにつれて、敵の攻撃も激しくなり、１００㍍も進むと完全に匍匐前進でないと進めない程の状態になっていた、敵の陣地まで後５０メートルまでやっとの事で接近した時、辺りから聞こえるのはもはや敵軍の機関銃の発射音と頭上を通過する弾の音しか聞こえなかった。陣地まで２０㍍に接近した時、柳曹長が『そろそろ頃合いだな、総員着剣！』という掛け声があったので私は三八式歩兵銃（明治３８年に正式採用されたボルトアクションライフル、口径6.5㍉、装弾数５発）にごぼう剣（銃剣の意）を装着し、こう桿（三八式の銃身の後ろにある棒、これを後ろに引く事で銃身内に弾を装填する）を引いて銃身内に弾を装弾し、私は突撃開始の命令を待っていた。柳曹長は人通り私達を見回した後大声で『良しっ！これより敵陣地に突撃するっ、しっかり俺の後について来いよ、それと、無駄弾は余り撃つな』と前置きして、『突撃！日本男児の本領を見せてやれっ！』と言う間もなく右手に拳銃左手に軍刀を握って敵陣地に突撃して行くので、私達もこれに遅れじと曹長に続いていった。どうにか敵陣の中に突入し、私は米軍のテントに突撃して、米兵２～３名を銃剣で倒してものの米軍の反撃も素早かったので、上陸時８人いた我が部隊は既に５人に減っていた、私は三八式歩兵銃を撃ちながらなおも曹長の後について前進していると前方に敵軍の榴弾砲（現代の大砲の名称、他にカノン砲という種類もある）が一門見えたので、私は曹長の横に並び目で合図すると、曹長も気が付いたらしく私達はこの砲を破壊する為、進路を変え榴弾砲の斜め前から突撃して、榴弾砲まで後少しとなった時、不意に敵の榴弾砲の砲口がピカッと光り、『しまった！』と思った時には既に私の身体は宙に吹っ飛んで、そこで私の記憶は途切れた。
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2007/11/09(Fri) 19:00:53 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 軍曹 かなり来る人(68回)- [ID:OFKsEpHf]
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Res16
引用 |
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私が再び目覚めた時、そこは米軍の野戦病院で私は包帯で身体をグルグル巻きにされていた。そして、そこには柳曹長もレ艇に乗って一緒に上陸した逆上陸部隊の姿も見えなかった、どうやら私は榴弾砲の近距離射撃を受け、その爆風で吹き飛ばされ、気絶していた所を米軍に捕らわれたらしい、そんな事を考えていると私の目からは自然と涙が溢れていき、涙を止めようと歯を食いしばっても止められず、私は一人ベッドの上で泣いていた。そして、数週間後私は米軍の船に乗せられ捕虜収容所があるサ○パン島に送られた。そして、８月１５日日本はアメリカに無条件降伏をし、世界大戦は完全に終結した。それから数ヶ月が過ぎ、各地で復員が進む中、サ○パンにいる日本兵の復員も順次進む中いよいよ私の番がやってきた。そして、復員船に乗り込んだ私は船上から後方へ過ぎ行くサ○パン島を眺めながら『戦争は終わった、しかし俺の中の戦争は終わっていない、これからは生き残った俺達が日本を再生する番だ』と心の中で決意をしつつ船は日本へ向けて進路を取った。
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2007/11/09(Fri) 19:02:04 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 軍曹 かなり来る人(69回)- [ID:OFKsEpHf]
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Res17
引用 |
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無事入試も終わりやっと周辺が落ち着いたので久々にオリジナル小説を描いてみました。今回の時代背景は沖縄戦末期の中、アメリカ軍の陣地の背後に逆上陸し、アメリカ軍を撃滅しようとした作戦を（実際は上陸前に見つかり、翌朝までに全員戦死）自分の視点から描いてみました。前のスレでベトナム戦争を描くと言って置きながら結局第二次世界大戦の時代背景になってしまい、本当に申し訳ありませんでした。
ｍ(_ _)ｍ
それと、もし良かったらこの小説に登場した兵器・背景等をお絵かき掲示板に掲載しても宜しいでしょうか？
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2007/11/09(Fri) 19:10:10 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ あゆむ かなり来る人(63回)- [ID:as1f11ce]
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Res18
引用 |
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っていうかさ～。
大佐の脳内には戦争しかないわけ～？
アイコンがジェイドだからさぁ、アビス風に言うと
大佐って根っからの戦争屋だよねぇ～。ゲームでもリアルでもかよ～（笑）
もぅ入試も終わったって言ってるけどどんな学校なの？？
もしかしてまじで自衛隊とか！？
じつはだけどぉ～、あゆむも自衛隊の中の医療関係に進むのもいいかなぁ～って思ってんだよねぇ～。
学費要らないらしいし～。
きゃはっ、白衣の天使～。な～んちゃって～。
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2007/11/10(Sat) 12:29:23 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 軍曹 かなり来る人(70回)- [ID:OFKsEpHf]
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Res19
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＞あゆむ殿
まぁ去年までは本気で海上自衛隊に入ろうと思ってましたよ、（渋谷で放映されたCMは無関係だけど）でもここ最近、自衛隊内での不正行為とかいろいろ合ったし、この際自衛隊より民間企業の方が楽であろうと思って今は考え変わってますけどね。何故自分が書く小説は戦争物ばっかりかと言うと、自分は戦争屋ではなく、一番最初に読んだ小説が戦記SFでそれに影響されて戦争系中心になっているという訳なのですが、それに、どうもファンタジー系とか考えているものの中々ストーリーが思い浮かばないというのが現状です。ちなみに自分が行く進学先は短大・専門学校なので入試開始期間は普通の都立・国立大学より遅いんですよね。
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2007/11/10(Sat) 15:26:14 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ 結 かなり来る人(72回)- [ID:Tb47zTSi]
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Res20
引用 |
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こんばんは。
＞大佐
入試お疲れ様でした！＆小説書いてくださってどうもです！
みごとに大佐らしい戦争物の小説ですね＾＾
内容は感動系で良かったですよ♪最後が特に！
それとお絵かき掲示板でぜひ描かれてください！！
大佐の絵楽しみにしております！私もよくそこに居ますんでよろしくです！
では、失礼しました。
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2007/11/10(Sat) 18:15:56 [ 編集| 削除]
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□投稿者/ あゆむ かなり来る人(66回)- [ID:as1f11ce]
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Res21
引用 |
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なるほどねぇ～。
うん。うん。見るからにSF好きそうだもん。
でも、なんか極めてるとこがいいよねぇ～ｗｗ
中途半端な知識じゃこんな難しいの書けないジャン？
だからやっぱ大佐は尊敬かなぁ～ｗｗｗ
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2007/11/10(Sat) 21:15:04 [ 編集| 削除] |